2015/10/18

アイディアの出し方

アイディアの出し方
Webサービス、アプリ企画に関わらず、どんなものに対しても。

前提条件

以下のような習慣だとでやすいと感じる。
リラックスした状態、十分な睡眠と運動(ぼーっとした状態の方がでやすい)を定期的に作る。忙しくさせすぎない。夜寝る前はでやすい。
思いついたらすぐにメモを取ること。忘れるから。その方が深く腑に落ちるから。
違和感を大切に。テーマは以下。
「賛成する人がほとんどいない、大切な真実はなんだろう? by Peter Thiel」
人の心を動かすのは何かを徹底的に考え抜く。魔法のようなツールはなくて、徹底的に考えぬく。
マーケティングリサーチに頼ったりは絶対にしない。それだったら誰でもできる、アンケートや調査は作ったあとでいい。

思考のパターンとして有効だと思うもの

  • 問題に対して他の人とは違う捉え方をする
  • 他の人がこわくてできないようなリスクを取る
  • 大勢に立ち向かい、自分の信念も守る
  • 他の人が屈してしまった障害や課題を乗り越える方法を探す(規制の変革をとらえる。etc(遠隔医療、派遣法改正、旅館業法))
  • 長らく寡占化されている市場、もしくはフラグメントな市場を調査
  • 行動を変えるテクノロジー(スマホの登場、将来はVRデバイスや小型投影デバイスなど)

方法

大量の情報を頭に詰め込む(情報ソースは人づて、本、映画、流行っているもの(なぜ流行しているか?まで考えて)、Webなど、ありとあらゆる人、事、物すべて)
人の本質的な欲求を知るために、歴史的に続いてきた事象を調べてみること
現状の問題や課題など調査、お客さんが困っていることなどヒアリングすることからはじめる。
その後、
→アイディアを寝かす、睡眠後 →ひらめく
→運動する、歩く、走るなど →ひらめく
→人に話す →ひらめく
→Action →Generate

ひらめいた後

論理検証。ロジックを詰める。
後付でよいので、なぜそれがおもしろいのか?を論理付けする。
似たようなサービスがすでにあっても、表現、手法、媒体を変えてアウトプットする。

なぜそれが必要なのか

  • なぜそれを作ったのか、他の人はなぜそれが必要なのか
  • この問いになんとなくおもしろいでは、ダメで、明確に答えられるように
  • コンセプト(一言で)、デザイン(統一感、導線)、哲学(何を実現するか、何を根本的に解決したいか)、名前(シンプルでわかりやすい、shareされやすい)

最後に実行

アイディアに価値はない、実行がすべて。
  • おもしろい一発屋サービスを出すには、アイディアの数をだしまくる。批判はなし
  • 長く愛されるものを生み出すなら、楽しさだけを追い求めると一発屋になっちゃう。ゆくゆく社会インフラになるサービスは奇をてらった発想じゃ生まれない。 なので人間の普遍的な欲求とはなにかを考えるために、歴史的に続いてきた事象を調べてみる。
  • 想像のつかないものを考えるのは楽しいが、誰かにとって必要とされるものを作るのも大切なこと。そこから何か生まれるものもある。
  • 不確実性の高いアイディアは賛同が得られにくい(合意コストが高い)ので、
    多数決とかで決めない。そういうのは勝手に個人でやる。
  • 多数決でやるなら、社会通念のバイアスとその破壊方法の合意にHowの部分で多数の力を借りる。

参考